あけましておめでとうございます。アルザスから所変わって南仏に戻ってまいりました。予想外の大移動。とりあえずの近況報告です。
実は、アルザスでは農家さんとの価値観の違いが日に日に大きくなり、コルマールを訪れていた友人の車に乗せてもらって、南方面へと戻ってきたというわけです。
年越しもあっさり過ぎて(こっちにはお正月という概念がないので、1月1日から普通の生活が始まりました!年を越した感覚が全くありません笑)、せっかく南に戻ってきたのだから、と以前紹介してもらった友人のお宅へとやってきました。
その友人宅では、普段はAuberge de paysanne(Accueil paysan の並び)と言って、自分たちの畑でとれた野菜などで料理を作るレストラン(とも少し違いますが)をしています。これから宿も併設してやっていくようで、少しずつ準備中。私がやりたいこととかなり似ていて、(そしてその途中段階なので余計に)具体的に自分と比較しながら生活でき、来て本当によかったと実感しています。
予想外の滞在だったので、あまり長居はできませんでしたが、来週にはパリへ向かい、その後ノルマンディー地方の農家さんにお世話になる予定です(モンサンミッシェルにも近いので行けるかな…!期待中)。
そこが最後のwwoofingになります。あと一か月と思うと少し寂しいですが…また新しい出会いにわくわくしています。
世間では色々とニュースが出ていて、家族には心配されましたが、特に健康面でも問題なく元気に生きています。むしろフランスから離れたくないくらいです←。
12月から、本当にいろいろなことが起きて、辛い思いもして、でもいつもそばにいてくれる人がいて。感謝しかないです。
友人夫婦の離婚、wwoofの農家さんとの食い違い、大事な人との別れ、孤独。
ある友人は私にこんなメールをくれました。
「誰かと共に生きるということは、人と違っているということを学ぶこと。そして人生は驚きの連続。幸せだなあと思う瞬間もあれば、辛いなあと思う瞬間もある。それが人生だよ。毎日、どの瞬間も幸せな人はいない」
アルザスにいた時に痛感したことですが、何よりも辛いことは、悲しみや別れではなく、その悲しみや別れを分かち合える人がいないことなのかもしれない。もちろん喜びも。
どんなに辛いことがあっても、それを分かち合える人がそばにいてくれるだけで辛さは和らぐ。私はそうやって、フランスでの日々の中で嫌なことがあっても、そばにいてくれる人がいたから、今こうして元気にいられるんだなと今は思ったりしています。
辛いことも楽しいこともあるわけですが、今生きていることに感謝して。
2017年もよろしくお願いします。
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