日常生活について全く触れていなかったので、今回は普段食べているものについて書いてみようと思います。
毎回写真を撮っているわけではないので、頑張って伝えます笑。フランス語もちまちまと。
●朝食(petit dejeuner)
基本的に朝食はいつも同じです。フランス語でtartine(f)、ジャムやバターをパンに塗ったものを指します。紅茶かコーヒー、パンとジャム、あとはリンゴとかがあったりなかったり。
パン自体は、こういうものを毎回切ります。多分、全粒パン(pain complet.m)かな?
●昼食(dejeuner)
大体流れは決まっていて。
サラダ→メインディッシュ→チーズ→デザート、というのが基本。大体晴れていると外で食べています。
主食はパンではなく、パスタ(pate.f)やレンズ豆(lentille.f)、じゃがいも(pommes de terre.f)、いろんな種類のお米(riz.m)、そばを使ったパスタみたいなもの(sarrasin.m)などなどいろいろです。
↑ これがsarrasin。そば粉の味がするけど、日本のおそばより硬くて、真四角で、噛みごたえがあります。写真は玉ねぎのソテーとチーズをからめたもの。たったこれだけでクリームソースのような味わいに!
●夕食(diner)
多分、一番量が多いのが夜なのでしょうか。特にお客さんがいる時はそんな気がします。流れは昼食と大体同じですが、以下の通り。
(食前酒→)スープ→サラダ→(ワイン→)メインディッシュ→チーズ→デザート。
ちゃんとしたレストランとかだと、もっときっちり決まっているのでしょうが、家庭料理だと昼と同じ流れのことが多いです。それでも、ちゃんと順番があって一つずつサーブするのがすごい面白い。日本だと汁物もおかずもご飯も全部テーブルに乗せますが、そういうことはほぼないです。
右のボトルが食前酒のパスティス(pastis)。果物:ナシかな?のような甘さで飲みやすいです。水で濃さを調整してから飲みます(アルコール度数は40%くらい)。
スープは野菜たっぷり。ミネストローネみたいなスープとしては出さないのが驚き。こうなるまでは写真を見るとわかります↓。
【Before】
(このまま出しても美味しいと思うのよね。ちなみに、オリーブオイルと塩で野菜を炒めてから、ハーブを入れて、ハーブの香りがしてきたらお湯を注いでこの状態)
ここでポタージュ作成マシーン登場!
(これ初めて見たので、写真を撮ったら笑われました笑。私の場合ポタージュを食べようと思ったら、既製品を買うので、家庭で作ることがほぼない、と言ったら驚かれました)
【After】
最初に見たときは、さっきまで別のスープを作っていたのに、あれはどこ行ったんだろう?って思ったのですが、同一人物ならぬ同一スープでした笑。
内容や野菜はその日によりますが、トースト(食パンを焼いたものではなくて、写真のようなもの)があったりもします。
とある日はキッシュがメインディッシュで。
またとある日はブロッコリーとチーズのご飯がメインディッシュで。断面はこんな感じ。
タイ米と、クリームチーズと、炒めたキノコ。ご飯とクリームチーズを混ぜるというアイデアはなかった!
普段お肉はあまり食べていません。5日に一回くらい?(1日3食×5日のうちの1食)。決してベジタリアンというわけではないのですが、「お肉は毎日食べる必要はなくて、たまに食べればそれでいいんだよ。必要以上に食べ物を消費する生活はしないように心掛けている」と言っていました。
宿泊される人がいる時は、こういう肉料理も。
これはジャガイモ・人参・ズッキーニをゆでたものの上に、ラム肉を乗せ(今ここ)、さらにこの上にホワイトソース(bechamel.f)をかけてオーブンに入れる前の状態。
こっちに来てからすごく料理が楽しくて、毎回作り方も書き留めています。
日本だと基本の味付けは醤油・みりん・砂糖や、酒、だしなどですが、こちらはオリーブオイル・塩・酢・ハーブなど。野菜そのものの味が活きるような感じです。
私が単にしょっぱいものが好きなのかわからないけど、最初は割と塩を足したくなることが多かったです(醤油が塩分多めなのかな)。今は素材の味で十分満足できるようになりました。
ただ、ご飯を食べなれていると非常に腹持ちがいいので(お米が)、こっちの食事はおなかがすきやすいかも笑。
日本だとジャガイモをおかずにご飯食べたりもするもんね。なんでこんなに違うんだろう。おもしろいなあ…。
ご飯が美味しいのが一番大事なことかもしれない。
幸いなことに、あまり日本食は恋しくならない(過去に思ったことがなかった)ので、これからもフランスの家庭料理をじっくり味わっていきたいと思います。
写真が微妙にブレててすみません。。。
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