めっちゃくちゃ久しぶりのブログ!!!
更新できてなくてすみません。。。記事はちゃんと書き溜めていますので時間とWifiがあるときにドドドっと更新しようと思います^^
ということで、近況は後にして、需要があった「マルシェ」についてです。
今私がお世話になっている農家さん:Les Ombelles は、基本的に野菜の販売などはしていません。
庭で育てているのは自分たちで食べる分のみです。他の食料などは、マルシェで仕入れています。ちなみに、マルシェは毎週土曜の午前中にMensという小さな町で開かれています。
ここにきてびっくりしたのは、ほとんどの製品がBIO製品である、ということ。
ホストマザーに聞いたので、正確な定義とは異なるかもしれませんが、「BIO=生産の過程で化学製品を一切使っていないもの」を指します。
マルシェでは、野菜・チーズ・魚・肉製品・ジャム・パン・パスタ・ケーキなど、あらゆる品物が売っていて、基本的にはそこですべての食材をそろえることができます。
Mensでは、土曜のマルシェは2つあって、市庁舎の前の広場と、その隣の大きな広場に屋台が並んでいます。(上の写真が市庁舎の前の広場)
まずは雰囲気が伝わりそうな写真から。
こんな感じで、各出店者がトラックやテント、屋台などを各自で持ち寄り、販売しています。
パン屋さんや、オーガニックジャムも。
基本的に青空市場なので、あんまり衛生面は気にならず。お客さんは、かごや自分のエコバックなどを持ってきて、買ったものをそのままいれていきます。
野菜はこんな感じ。黒板に値札が書かれていて、小さなかごに欲しい分だけ野菜を入れて、レジで計算してもらいます。
これ ↑ 。これに野菜をボンボンって入れて、店員さんに渡して、お会計。
買った野菜は持参のかごへ。
なんでだかわからないけど、綺麗に整っているように見える…。
多分、全部同じ入れ物に入れているから統一感があるのかな?前に日本でマルシェにかかわったときは、見せ方に苦労した記憶があるけど、基本的にみんな木箱にどどどん!とおいてある。
マルシェについてちょっと思ったことは以下の通り。
・すごく開放的な雰囲気。
・コミュニケーションの場。知り合いにハグをして、「元気?」と声をかけあう。ただ買い物をする場ではなくて、みんなが集う場。
・ほとんどがBIOの製品だった!!
・買ったのは、野菜・卵・チーズ・ソーセージと、花の苗。
・屋台の種類→野菜、チーズ、ジャム、ベニエ(ドーナツみたいなもの)、肉屋、魚屋、苗、パスタ、ガレット、パン屋など
・12時くらいにはほとんど売れてた。片づけ始めてた。
「日本にはマルシェはないの?」と聞かれて、少し答えに迷った。
こういうマルシェは、私は日本で見たことがない。もしかしたらあるかもしれないけど、私が今まで見てきたのは、突発的なもの(定期的でない)とか、産直みたいにコミュニケーションがあまりないものとか。特に私のおじいちゃんの住んでいる場所の産直なんて、人が全然いない。生産者の名前はわかるけど、会って話したり、近所のおじいちゃんたちに「元気~??」って言い合ったりしない。
ここのマルシェは、地域の人たちにとってなくてはならないものだ。
毎週土曜の朝にはマルシェに来て、地域の人たちとハグをして、ビーズをして(フランスの近しい人たちでのあいさつ。両ほほを合わせる)、話をして、一週間分の食料を買って、家族でゆったり過ごす。それが日常。
つまり、一番私にとって衝撃的だったのは、「マルシェ=ものを売る場所ではない」ということ。
「マルシェ=コミュニケーションの場」だと思う。
小さな町だからなのかもしれないけど、みんな知り合いで、ホストマザーと一緒に歩いていたらいろんな人に「Ca va~??」って声をかけられて、話をして。
前にやったマルシェは、自分たちの商品をアピールすることに一生懸命になってしまってたかもしれない。大事なのはコミュニケーションかも。
パン屋のおじさんはずーーっとお客さんたちが絶えなくて、11時半くらいには売り切れてたけど、そのあともみんなと話をしてた。
あ!これがベニエ。
お店のおじさんもそうだけど、近所のおばちゃん同士でお話中。おばちゃんがよくしゃべるのは日本だけのことではないらしい笑。
魚も売ってる。おじさん何を買ったのか。
ちなみにこちら ↑ がもう一つのマルシェ。大きな屋根付きの広場になっている。市庁舎前の広場から歩いて3分もかからないし、売っているものもほぼ同じ。
こちらがBernadette(ホストマザー)。チーズを買ってます。
お店の人に言えば、チーズの試食もさせてもらえるし、調理の仕方やレシピも教えてもらえる。
この「AB」というロゴが、BIO製品のマーク。「Agriculture Biologique」の略。MensにはBIOの仕組みなどを教えてくれるツアーなどもあって、町全体がそういう取り組みをしているらしい。
インターネットでもBIO製品の詰め合わせを注文することができる。
12時半を過ぎた後の広場。すっからかん。
最後に野菜を少しだけ。
上の写真はアーティチョーク!この前初めて食べました(感動)。
まるごと茹でて、葉の部分の根元だけ食べます。味は、、、個人的にはユリ根の少し柔らかい感じに似てると思ったけど、的確な表現が見当たらないです。少しほっこりしている。
フランスの野菜は基本的にでかい(気がする)。なので食べごたえがあります。日本の野菜と味そのものの違いはあまりないような気はするけど、少し濃いめかな??
晴れた日は外で食べてます。写真だけ見るとすっごい楽しそうだけど(いや楽しいし美味しいけどね笑)、言葉を理解するのは思ったよりもハードです。
もっと話せるようになりたい。。。
BIOのマルシェについてはひとまずこれで。
リヨンの川辺のマルシェや、植物のマルシェにも行ったので、それもまたまとめてみようと思います。では。
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